入社当時の不安だったことは?

学生時代の実習車両を使った整備授業であれば、何かあったとしても学校でフォローしていただけました。
しかし、実際の仕事でお客様のお車を整備する場合、作業ミスをしてしまったら、自分では解決できないケースが多いので、入社当初は学校で学んだ点検整備も、「ミスをしないよう気をつけなければ」と思い、とても緊張して整備を行っていました。
そんな中、周りの先輩は、常に自分の作業を気にしていただき、「大丈夫?」と声を掛けてくれました。
また、自分の作業後、先輩方は必ずダブルチェックを行っていただき、作業項目の確認からボルトの締め具合まで丁寧に確認されて、たまに作業が不充分の場合でも、先輩方は適切に指導してくれたので安心して整備を行うことが出来ました。

仕事のやりがいは?

追加整備が必要な場合や整備完了後には、整備内容をお客様に説明しています。整備内容をお客様にお伝えする際は、専門用語を使わずに、なるべく解りやすい言葉で、丁寧に説明しています。
特に追加整備が必要の場合は、「どうして追加整備が必要で」「何を整備する」と言った内容を丁寧に説明することで、お客様は安心され、
次にご来店された際には、「車の調子が良くなったよ、前回はありがとう」と声を掛けていただきます。
整備以外に、調子が悪くなったお車の修理を担当することもあります。お車の調子が悪くなってお客様は、とても不安を感じていらっしゃいますので、
お客様の不安を解消しながら、調子の悪くなった状況を詳しくお聞きし、お聞きした内容を参考にして、お車の修理を行います。
そしてお車の修理完了後、改善された箇所を一緒に確認することで、お客様に安心してお車をお使いいただいています。
最近ではお客様から整備の担当ご指名をいただくことも増え、とてもやりがいに感じています。

学生へひと言メッセージをお願いします。

私は入社後、先輩からの指導で教わったこと、自分自身で培ってきた経験を基に、多くのお客様のお車整備に携わっています。
その中で、車のドクターとしてお客様から頼りにされ、丁寧な説明をして喜んでいただけることはやりがいの一つとなっています。
今後はさらなるレベルアップのため、テクニカルアドバイザー職を目標としています。
学生の皆さんも、ぜひ整備の仕事をする上での目標を見つけて頑張ってください。

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